「働いていない子どもに、B型を勧めてみたい。でも、どう切り出せばいいのか分からない」——宮崎の社会福祉法人 恵佼会 CADセンターには、ご本人よりも先に、ご家族からのご相談が届くことが少なくありません。このページでは、ご家族ができるサポートと、声かけのヒントをお伝えします。
まず知ってほしい:本人が一番、焦っています

「働いてほしい」というご家族の気持ちは自然なものです。ただ、多くの場合、ご本人自身が誰よりも「このままではいけない」と感じています。それでも動けないのは、怠けているのではなく、「失敗したらどうしよう」「自分にできる場所なんてあるのか」という不安が大きいから。
だからこそ、「早く働きなさい」という言葉は、本人の不安を強めてしまうことがあります。効果的なのは、プレッシャーを減らしながら、選択肢を「情報」として渡すことです。
声かけのヒント:「働く」ではなく「見に行く」から

B型の良いところは、「就職」よりずっと手前に入口があることです。声かけも、そのハードルの低さに合わせるのがおすすめです。
- ×「そろそろ働かないと」 → ○「こういう場所があるみたいだよ」(情報として渡すだけ)
- ×「ここに通いなさい」 → ○「見学だけ、一緒に行ってみない?」(決めるのは本人)
- ×「いつまで家にいるの」 → ○「週1日とか、午前だけでもいいんだって」(ハードルの低さを伝える)
ポイントは、「行く・行かない」「続ける・やめる」の決定権を本人に残すこと。自分で決めた一歩は、続きます。
ご家族だけの見学・相談もできます

「本人はまだ動けそうにない」——その段階でも、できることがあります。CADセンターでは、ご本人抜きで、ご家族だけの見学・相談を受け付けています。
実際に見ていただくと、「こういう雰囲気なら、うちの子も大丈夫かもしれない」と具体的に話せるようになります。ご家族が実際に見てきた場所の話は、パンフレットよりずっと伝わります。まずはご家族が安心することが、遠回りに見えて一番の近道です。
通い始めたら:見守りが一番のサポート

通所が始まったあと、ご家族にお願いしたいのは「頑張れ」よりも「見守り」です。
- 行けた日は、さりげなく喜ぶ(大げさに褒めすぎない)
- 行けなかった日を、責めない(波があるのが普通です)
- 事業所での様子を根掘り葉掘り聞かない(話したくなったら本人から話します)
体調の波や通所ペースの調整は、スタッフが本人と相談しながら進めます。ご家族が一人で抱え込む必要はありません。気になることがあれば、いつでも事業所に相談してください。一緒に支える体制をつくるのが私たちの仕事です。
「まだ早いかも」と思ったときが、相談のタイミングです
「本人にその気がないのに、相談してもいいのだろうか」——いいんです。ご家族の不安を整理するだけでも、状況は変わり始めます。B型がどんな場所かは「どんな人が利用してるの?」、始め方は「利用者の一日の流れ」もご覧ください。
ご家族だけのご相談、歓迎します
「本人はまだ動けないけれど、親として何かしたい」——その気持ちのままでお越しください。ご本人に合いそうな関わり方を、一緒に考えます。
お電話:0985-31-6441(平日 9:00〜17:00)